J２第３１節・ヴァンフォーレ甲府戦 【Ｊ特】

実は初小瀬。
今年を逃すと当分小瀬スポーツ公園陸上競技場での
愛媛ＦＣの試合はなさそうなので行って参りました。
試合は開始直後の失点を前半終了間際に返し、引き分け。
愛媛としては2位甲府を相手にアウェイで勝ち点を持ち帰れて良かったです。

それにしても小瀬のスタジアムの雰囲気はいいですね。
キックオフ2時間前でもスタジアム周りは人で一杯です。

小瀬は駅から遠くアクセスが悪いと聞いていましたが、
山の上にある愛媛のニンジニアスタジアム（ニンスタ）と違って平野ですし、
駅から車で行く所要時間も半分、
客席もちゃんと高さがあります。
何より東京から車で2時間足らず。
よく「甲府ができるんだから愛媛もがんばればできる」という方がいますが
今回行ってみて、かなり条件が違うことがわかりました。

ニンスタの今の国体に向けての改修計画では
100億円かけてこれ以下のスタジアムに改修（周辺整備費含む）するとか。
アクセスの悪さ（駅からの行程、日本地図上での愛媛県の位置）を考えると
甲府と同じようなスタジアムを四国の愛媛県の松山市郊外に作っても
決して甲府のようにはなれないでしょう。
これはクラブの自助努力以前の問題です。


最近レンタルで「インビクタス/負けざる者たち」を見ました。
「問題は山積み、少数派の白人が好むラグビーのことなんか後回しにすべきだ」
という側近に対し
「政治的計算より人間的計算」
とスポーツを正しく最大限に政治利用する政治家・マンデラが格好よかったです。